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Channel: ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)
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鍋焼きのつゆは色で決めて

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カミさんが寒気と咳で病院を受診したので、昼食をこさえることにした。病院から帰るなり、鍋焼き、鍋焼きと騒ぐので鍋焼き用の土鍋を用意する。この鍋はIHヒーターで調理ができない代物、棚からガスコンロを引ッパリだして水を適当量いれて火を点ける。

ここから、二人の調理法に違いがある。カミさんは、鍋焼き用のうどんを先ずホゴして暖めろ、という。次いで、市販のつゆを入れるのだが「適当に入れて、お腹が減って死にそう、急いで」と叫ぶ。どれだけ、入れるんだと料理教室なみに量の科学的解答を求める私。「かき混ぜて鍋焼きうどんの色でいいから」と叫ぶ、減塩食に慣れている私は薄い色で納める。

沸騰してきたら、有り合わせのシイタケ、カマボコ、竹輪、チンゲン菜、ネギと卵を入れてという。言われた通りに入れ、つゆが脇からこぼれるようになって、一時フタを取り、買ってきた野菜のテンプラを追加して、火をおとし蓋をして少し時間を置く。カミさんは、自分の舌に合わせてだし汁を追加した。

カミさんが食べ始めたのをみて、私の鍋の番。私は、だし汁も野菜も卵もテンプラもじっくりと火を通す。だし汁が沸騰する前にうどんをほごし、野菜や卵もみな一緒にして煮込んでいく。何でもウエルダン主義なので、テンプラはほごれどろどろになりかけているが、いいだしがでて汁の量が減っていく。それでも、安心して食べられると考えている。雪の中の釣りで、市販の鍋焼きうどんを練炭ストーブでことこと煮つめて食べるのに似ているな〜と懐かしんでいた。

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