コマイ釣りのことです。常日頃、住まいから近い新港や銭函などに足を運ぶひげカジカさんの情報によりますと、石狩新港や銭函前浜で時々、日に1-2本のコマイが上がっているということです。
数年前からこのような状況があっても、コマイ釣りに通っておりました。産卵前に食いが立つ時もあれば、産卵後に食いの立つ時も有りました。大吹雪の中を通ったものです。寒気の強さが、コマイ日和になってきました。
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ご存知のように、北極海育ちのコマイなどのタラ科の魚は、海水の氷点マイナス1.8度位の冷たい海水の中でも、凍死しないように、体内に不凍液のような物質(不凍タンパク:Antifreeze protein-AFP)(写真のような構造模式の耐凍糖タンパク質)を持っていると言われております。1990年にカリフォルニア大学のグループによって見いだされたAFPの生体の凍結防止、細胞の保護作用によって体内で卵が凍らないで済み、卵を狙う他の魚たちが、動きのとれない海水温の中で産卵して子孫を残すのでしょう。
資源保護の為に、産卵前に、竿を出すことは、はばかられました。海岸まで2度ほど、足を運びましたが、そろそろ、産卵後の食いが立つ時期でしょう。産卵した海岸近くで精根尽きるか、日本海を北上し宗谷海峡からオホーツクの先祖の海に帰ると言われてもおります。釣りたい気持ちと資源を残したいという気持ちで悩ましいことです。
数年前からこのような状況があっても、コマイ釣りに通っておりました。産卵前に食いが立つ時もあれば、産卵後に食いの立つ時も有りました。大吹雪の中を通ったものです。寒気の強さが、コマイ日和になってきました。

ご存知のように、北極海育ちのコマイなどのタラ科の魚は、海水の氷点マイナス1.8度位の冷たい海水の中でも、凍死しないように、体内に不凍液のような物質(不凍タンパク:Antifreeze protein-AFP)(写真のような構造模式の耐凍糖タンパク質)を持っていると言われております。1990年にカリフォルニア大学のグループによって見いだされたAFPの生体の凍結防止、細胞の保護作用によって体内で卵が凍らないで済み、卵を狙う他の魚たちが、動きのとれない海水温の中で産卵して子孫を残すのでしょう。
資源保護の為に、産卵前に、竿を出すことは、はばかられました。海岸まで2度ほど、足を運びましたが、そろそろ、産卵後の食いが立つ時期でしょう。産卵した海岸近くで精根尽きるか、日本海を北上し宗谷海峡からオホーツクの先祖の海に帰ると言われてもおります。釣りたい気持ちと資源を残したいという気持ちで悩ましいことです。