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Channel: ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)
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夏の釣りには空耳が

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ブログ村の誰かさんが、怖い話を書いていました。私は、怖がりで、一人で寝るのは恐ろしい。釣りも一人で釣り場に向かっても、秘密の場所を通り越して人の居るところに行ってしまいます。夏休みの旅行で蘭島に海水浴、学生と一緒にお寺に泊まった。夜明け前に防波堤で一人で釣りをしていた。低気圧が近づいているのか、余市の岬が大きく目の前に迫って見えた。まだ暗い、そろそろ夜明けだと思った瞬間、背中がぞ~と冷たく感じた。何かが後ろを通ったようだが、見ることはできなかった。

民宿を夏の稼業にしているお寺の方で、怖がらせても次のお客が寄らなくなる、と考えて、納骨堂をすっぽりと、白い布を貼り付けて、お骨を見えないようにしていた。女子学生が、その場所に泊まり、本堂に男子が泊まった。夜中に、違和感を感じた一人の女性が、タクシーを呼び帰宅した。何にかを見たと静かに話して帰っていったと、一緒に泊まっていた他の女子学生があとから話してくれた。

先日の笛舞港右側の砂浜。5cmほどの浅さであるが、小川が、曲がりくねって冷たい水を流しながら、港の右の防波堤に向かって流れている。エリモに向かう国道が走っている。小川は、この国道に作られた小さな橋の下を通って急流となって流れているのだ。ウグイと呼ぶべきか、アカハラにはまだなっていない、審査の対象になった魚を砂がつくたびに、ビクに入れて砂を取るために急流の水で砂を落としては、バッカンに入れていた。

川の水で砂を落として、ビクを持って、砂地に上がる瞬間に、眼前を黒い影が動いた。びっくりして、オ~と叫んたが、怖がって見た、自分の姿が、橋の明かりで造った影であった。な~んだとひと安心してバッカンにウグイちゃんを移しいれた。こんどは、クシャミが、背中側で聞こえた。女性のクシャミだ、それも、若い女性のものだ。怖いもの見たさで右手のテトラの方角に歩いたが、誰もいなかった。空耳?この山手には、墓地がある。ニカンベツからチカウラは、水死者が多かったと聞いている。エリモの語源は、エンルム。岬の他にネズミの意もある。

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